小学生の頃の私とその後の私

私が小学生ぐらいの頃です。日々、登下校するなかで最も危険な国道を横断するという道がありました。そこは、田舎のほうでは比較的大きな道で、朝方なんかは、行先へ急ぐトラックが黄色の信号でも突っ込んでいくのでした。

そんな狂気な人から私たちを守ってくれる、地域のおじいちゃんがいました。毎朝、同じところに立って頑張ってくださったので、一日も欠かさず挨拶だけはしていました。

しかし、学生には卒業がついてくるものです。おじいちゃんともお別れしなくてはいけなくなりました。そこで、いつも通り挨拶をした後に感謝の言葉を伝えました。とても喜んだ風ですごく気持ちの良かったことを覚えています。

その後、近所に住んでいた校長先生から新聞の切り抜きを渡され驚きました。そこには、おじいちゃんにしたことがぎっしりと載せてあり、逆にお礼されていたのです。

よっぽどうれしかったのだと文面からみてとれました。こんな人との繋がりがあるのだと今、振り返ると不思議で心地よく感じます。